ドライバーの適正ロフトとアタックアングルについて
こんにちは。muu2000です。
ありきたりでありふれてますが(?)、ドライバーの適正ロフトを調べたいと思います。
そもそもの飛距離の出し方
最初に飛距離の3原則を確認しますが、飛距離(キャリー)は、
1 ボールスピード(ボール初速)
2 打ち出し角
3 スピン量
で通常は決まります。ほぼこれしかないと考えています。他にあるとすれば、風や気圧、ボールの軸ズレ(これはスピン量に影響を与えるので同じことを言ってるような気もしますが。。)、雨、その他ボール性能でしょうか。ここら辺は無視します。
ボールスピードを上げるには、基本的にはヘッドスピードをあげてミート率(芯で捉える打ち方)を上げるということになります。低ロフトだとなおさらミート率が上がりますね。
不明瞭なのは、打ち出し角とスピン量です。結局どれくらいの打ち出し角で打てばいいのか?どういう打ち方をすればいいのか?ということをしっかり押さえなければスイングの方向性とドライバーの性能を決めることができません。
ロフトは何度でアタックアングルをどの程度のすればいいか?
基本的に、打ち出し角をあげて、スピン量を減らせば飛ぶ!というのが社会の通説です。
簡単に調べますと、ヘッドスピード40m/sの場合はダウンブロー3度でドライバーを打つ場合はロフト16度、アッパーブロー3度で打つ場合はロフト12度がいい、と出てきます。(出典はhttps://www.hm-golf.com/lesson/trouble_solve/driver_launch_angle2.htm)
ロフト16度のドライバーなんてほとんどないので、ヘッドスピード40m/sの人はロフトが一番大きいドライバーを選んだ方がいいという結論になります。
よく見ていたゴルフクラブ数値.comだと、( http://www.golfclubsuuchi.com/head/loft/ )もう少し詳しく載っていますが、アッパーブロー3度のスイングの場合のヘッドスピード別ロフト距離が載っていますが、ヘッドスピードが速めの人(45m/s)であってもロフト8度よりロフト10度の方が飛ぶわけです。
ちなみに私には信じがたいことですが、ゴルフクラブ数値.comにはアマチュアのドライバースイングのアタック角はアッパーブロー3度が平均と書かれていますが、それは嘘だろ。。と思ってしまいます。根拠もないですが、ダウンブロー3〜5度くらいがアマチュアの平均だと思ってます。プロのドライバー弾道を見ていただいてもわかると思いますが、もっともっと上手い人は高く打ちますし、m-tracerのようなスイング解析機で解析してもダウンブローで打つアマチュアがほとんどです。アッパーブローは意識して練習を積まない限り難しいはずです。
もう少し漁ると、トラックマンのデータが出てきました。(driver fitting optimizer TrackMan-Driver-Optimization_2011.pdf)
今回はダイナミックロフトを、アタックアングルとドライバーリアルロフトの和で単純にみてしまいますが・・(ほんとはダメです)100mph(44.7m/s)の場合だと、
ダウンブロー5度 リアルロフト14.3度
レベルブロー リアルロフト11.7度
アッパーブロー5度 リアルロフト8.7度
が一番飛ぶようです。
正直言って、アッパーブロー5度でドライバーを打てるアマチュアなんて片手シングル以上じゃないと存在しない気がします。
よほど効率のいいスイングの人以外はダウンブローで打っているので、
私の結論としては、ドライバーのロフトはミスも踏まえて14度前後が一番いいのでは?と結論づけたいと思います。
ちゃんと考えるためにはトラックマンユニバーシティー、受講したほうがいいかもしれないなぁ。笑
次回以降、結局14度前後のドライバーってどれ?ということで紹介していきたいと思います。